さいたま市 南浦和 トリガーポイント鍼灸専門院 腰痛 肩こり 脊柱管狭窄症

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院長のブログ(2024年07月)

 

 

『肘が痛い!』

 

 

・やかんやフライパンなど物をを持つとき肘が痛い

・タオルやぞうきんを絞るとき肘が痛い

・ドアノブをひねるとき肘が痛い

・ペットボトルのふたをあけるとき肘が痛い

・テニスでボールを打つとき肘が痛い

・ゴルフでショットを打つとき肘が痛い

・腕がだるい

・手首を動かすと痛い

・肘を曲げ伸ばしすると痛い

・肘の横の骨の出っ張りを押すと痛い

・じっとしてても肘が痛い

 

 

などなど日常の様々な場面で不便を感じる辛い症状ですよね。

 

 

このような肘の痛みの原因で特に多いのは“テニス肘”ですが、

実はテニス肘を代表とする肘の痛みの解消に役立つ方法として、

トリガーポイント鍼灸療法があります。

 

 

なぜ役立つかと言いますと、

肘周辺にトリガーポイント鍼施術をすることによって、

血流が改善して回復力が高まるからです。

 

 

ということでこの記事では、

肘の痛みの原因と、

解決策になるトリガーポイント鍼灸療法について詳しく解説していきます。

 

 

肘の痛みで悩んでいる多くの方が、

痛みのない居心地の良い日常を取り戻して、

やりたいことをやれるワクワクした人生を送っていただけると嬉しいです。

 

 

1.肘の痛みの原因

 

肘の痛みの原因は、

使いすぎ、

ケガ、

炎症、

など様々なケースが考えられます。

 

 

一般的な日常で、

特になにかケガをするような出来事が無かったのに肘が痛い時は、

・テニス肘

・ゴルフ肘

・変形性肘関節症

をまずは疑うと良いと思います。

 

 

ですので、次にそれぞれの発生原因を解説していきます。

 

 

【テニス肘】

 

正式名称は上腕骨外側上顆炎といいます。

 

 

手や腕を何度も使用することで肘の外側への負担が積み重なり、

外側の腱に微細な損傷が繰り返し起こることで痛みが発生します。

 

 

 

負担がかかることの例としては、

 

・名前の由来であるテニスのバックハンドストローク

・包丁で野菜やお肉を切る

・フライパンをふる

・ネジやボルトをしめる

・塗装

・赤ちゃんを抱っこする

・マウス操作

・パソコンのタイピング

・はさみ

・バドミントン

・ゴルフ

 

などが考えられます。

 

 

【ゴルフ肘】

 

正式名称を上腕骨内側上顆炎といいます。

 

手や腕を何度も使用することで肘の内側への負担が積み重なり、

内側の腱に微細な損傷が繰り返し起こることで痛みが発生します。

 

 

痛む場所が、

肘の外側であればテニス肘、

肘の内側であればゴルフ肘、

とよんでいます。

 

 

両者の患者さんの割合としては、

テニス肘の方が7〜10倍くらい多いと言われています。

 

 

ややこしいですが、

ゴルフが原因で痛みが出ても、

痛みが出ているのが肘の外側であればテニス肘と呼びます。

 

 

その逆もありえます。

 

 

肘の内側に負担のかかることの例としては、

 

・ゴルフ

・トレイやお盆で重いものを運ぶ

・筋トレ

・パソコンのタイピング

・釘をうつ

・野球の投球

・テニスのフォアハンド

・ウエイトトレーニング

 

などが考えられます。

 

 

【変形性肘関節症】

 

スポーツや仕事などで長く肘を酷使し続けると、

肘関節の軟骨がすり減って関節が不安定な状態になります。

 

 

関節が不安定な状態になると、

人体は関節を安定させようとして、

骨を変形させていきます。

 

 

その結果、肘の動く範囲が狭くなっていきます。

 

 

また、飛び出すように変形した骨を骨棘といいますが、

この骨棘が折れて関節内を動きまわって、

ひっかかりや痛みを出すこともあります。

 

 

また、変形した骨が尺骨神経を刺激してしまい、

手の薬指と小指にしびれが出ることもあります。(肘部管症候群)

 

 

具体的に原因となりやすい作業やスポーツは、

 

・建設作業

・重機を使用する作業

・野球

・やり投げ

・柔道

・重量挙げ

などがあります。

 

 

以上の酷使による原因以外にも、

肘関節内の骨折などの外傷や、

関節炎も原因になります。

 

 

2.トリガーポイント鍼灸療法とは

 

まず、“トリガーポイント”とは痛みやしびれ、

自律神経症状の原因となるポイントのことです。

 

 

このポイントは、

筋肉、筋膜、腱、靭帯、脂肪などの“ファシア”と呼ばれる組織が癒着したところに発生しやすいです。

 

 

トリガーポイントは、

感覚を感じるセンサーが暴走したような状態で、

痛みやしびれ、自律神経症状など、

様々な不快症状の原因になります。

 

 

このような人体にとって困った存在であるトリガーポイントを、

トリガーポイント鍼灸療法は正常化させることができる施術方法です。

 

 

なぜ正常化できるかといいますと、

“トリガーポイント鍼灸療法”は、

トリガーポイントに鍼をすることによって人体に備わっている免疫反応を引き出し、

ファシアの癒着を自己修復するように導くからです。

 

 

3.トリガーポイント鍼灸療法で肘の痛みを撃退!

 

まず最初にお伝えしておくべきは、

すべての肘の痛みをトリガーポイント鍼灸療法ですみやかに改善できるわけではないということです。

 

 

具体的に申し上げますと、

・骨折、脱臼などの外傷

・関節炎

・テニス肘やゴルフ肘でも急性炎症の強い時期

・変形性肘関節症による可動域制限や肘部管症候群(痛みの緩和には有効)

・野球肘の中でも剥離骨折、離断性骨軟骨炎、疲労骨折があるもの(骨や軟骨の異常がなければ適応です)

・小児の肘内障(徒手での整復は可能です)

などが挙げられます。

 

 

上記の状況ですと、

アイシング、固定、徒手整復、湿布、投薬や注射、手術

などを選択したほうが良いこともあります。

 

 

ですがそれ以外の、

肘の痛みの大半を占めるテニス肘やゴルフ肘に対しては、

トリガーポイントに鍼をすることによって肘まわりの血流が改善し、

それによって正常な状態への回復を促します。

 

 

4.超音波エコーで更に安心施術

 

施術する場所によって超音波エコーで観察しながら鍼をします。

 

 

超音波エコー装置は、

体の中を観察するすることができる機械です。

 

 

超音波エコーを使うことによって、

施術を受ける側は安心ですし、

施術する側も安全が確保されることによって、

よりしっかりした施術をすることができます。

 

5.おわりに

 

肘の痛みは日常生活や仕事、大好きなスポーツや趣味に支障をきたす悩ましい症状です。

 

 

炎症や外傷であれば対処ははっきりしていて、

それを誤らなければ解決できることが多いですが、

テニス肘やゴルフ肘などは症状の強さこそ我慢できるレベルのものが多いですが、

治療の決め手にかけてダラダラと長引くことの多いある意味やっかいな症状です。

 

 

そのようなテニス肘やゴルフ肘に対して、

トリガーポイント鍼灸療法は突破口になる可能性がある施術です。

 

 

痛みやしびれにお悩みの患者様の症状が回復し、

居心地の良い日常を取り戻していただけたら何より嬉しく思います。

 

 

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南浦和トリガーポイント うちくね鍼灸治療院
さいたま市南区南浦和2-35-10田中彦ビル502
Tell:048-767-3089
E-mail:s.u2017@uchikune-hari.com
院長  内久根進一
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